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自分の腕の中で、彼女は柔らかく形を変える。
スレンダーでしなやかな体つきだが、出るところは出ている体型の彼女はとても抱き心地がよく誂えたように琥一の腕に納まった。
胸に掌を押し付け距離を測ろうとする彼女に犬歯を剥き出しにして笑うと、微弱な抵抗を抑えるため更に強く腕に力を篭めた。
大型の動物が甘えるように鼻先を首へ擦り付ける。
首を竦めたのか、頬を掠めた髪からふわりと甘い香が立ち上る。
「・・・もっと、傍に来い」
我ながら嫌になるくらいに甘ったれた声。
だが、いいだろう。
どうせこれは、都合のいい夢なのだから。
「・・・おい」
地べたを這いずった低い声が知らず漏れる。
寝起きな所為で僅かに掠れているそれは、しかしながら彼の怒りを薄めるには至らない。
目の前に並ぶ二対の瞳をじとりと睨みつければ、へらり、と琥一の気分を逆なでするように二人は笑った。
「人の部屋で何してやがる」
「母さんに頼まれてコウを起こしに来たんだ。ね、冬姫」
「そうそう。私達っていい子だよね、琉夏君」
系統は違っても綺麗な顔立ちの二人が微笑めば場が華やぐ。
高校時代よりも少しばかり黒くなった髪を一つに纏めている繊細な美形の琉夏。
さらさらの肩を少し超える髪に小花のヘアピンを差し込んだ愛らしく整った顔立ちの冬姫。
だがその美貌にも見慣れた琥一は彼らの微笑みなんかに誤魔化されはしなかった。
「俺が聞いてんのは、お前らが部屋に居る理由じゃなくて」
「お前らが何で俺の部屋で携帯やデジカメ構えてんのかってことだ!」
苛立ちに逆らわず布団を跳ね上げると、手に持っていた何かを投げつけた。
それは狙い違わず琉夏の顔面にクリーンヒットし、ずるずると床に落ちる。
そんな琥一すらデジカメで激写していた冬姫をギロリと睨みつければ、えへへとごまかし笑いをしながらそそくさとデジカメを鞄に仕舞った。
「酷い、コウ。折角冬姫と二人でプレゼントしたのに」
「ああ?」
「これ。等身大抱き枕」
「名づけて『コウ君1号・兔だからって舐めんじゃねえぞ★』だよ」
「・・・・・・」
全く悪びれない二人に紹介されたそれは、随分とシュールな兔(?)だった。
琉夏が膝立ちで抱き上げてもまだ膝が伸びている大きなそれは、兔にしては少々目がニヒルすぎ、意地の悪い三日月形に口元が上がっており、何故か髪の毛があった。しかもリーゼント。
中学時代の制服を思わせる黒の学ランを身に纏い、短い眉がインパクトがある。
色は黒だが、可愛げがない。これが世間で流行のキモカワだろうか。
それ以前に何なんだそのネーミングセンス。ダサすぎる。
不細工な兔は琥一が持つ枕よりも随分と柔らかそうで、布も琉夏の手に沿ってよく伸びていた。
「素材はビーンズクッションと同じだよ。何と俺と冬姫の合作です」
「見てよこの学ラン。裏に『四露死苦』って刺繍頑張って入れたんだ」
「柔らかくて抱き心地がいいんだ。あ、手洗いOKだよ」
「一応着替えセットは琥一君とお揃いのパジャマと、ワイシャツにズボンのセットがあるよ。もしリクエストがあったら作るから言ってね」
「この眉がアクセントなんだ。コウそっくりだろ?」
「それは琉夏君がつけたんだよ。凄いよね」
「リーゼントは冬姫のアイディアだ。コウらしくて笑える」
「我ながら傑作だと思うよ。ね、琉夏君」
「ね、冬姫」
誰かこのきゃらきゃらと笑っている馬鹿二人を静かにさせてくれないだろうか。
この馬鹿どもの言葉を並べると、まるで琥一をモデルにこのへんてこ兔を作ったみたいではないか。
止めて欲しい。この阿呆どもには、琥一はこんな変に映っているのだろうか。
ならばイメチェンも辞さない覚悟だと唇を噛み締めると。
『HAPPYBIRTHDAY!』
嬉しそうに、誉められるのを待つ子供のように馬鹿二人が微笑んでクラッカーを鳴らした。
何処から取り出したんだとか、寝起きにこれはないだろうとか、誰がこれを片付けるんだとか言いたいことは山ほどあるが。
にこにこしながら自分の反応を伺う琉夏と冬姫に、眉尻を下げると仕方ないと苦笑した。
「サンキュ」
どうしようもない馬鹿だが、二人は琥一にとって特別だった。
そしてきっと彼らにとっても琥一は特別だろう。
だから大学がある冬姫が朝一番で桜井家に足を伸ばしたのだろうし、バイトと受験勉強の合間に琉夏もプレゼントの用意をしたのだろう。
琥一の反応を想像しながら針と布を握る彼らを想像すると、何とも微笑ましく胸の奥が暖かくなる。
嬉しそうに表情を崩した琥一に、琉夏がにっと唇を上げ近づいた。
そして。
「ちなみに香は冬姫の香水と同じ。いい夢見れただろ?」
ぼそりと囁かれ、まさかと息を詰まらせた。
ぼんと勢い良く顔が赤く染まり、それを見ていた冬姫が目をまん丸にする。
「どうかしたの、琥一君?」
「っ、何でも、ねえよ!!」
伸ばされた腕を避け、布団にもぐった琥一は知らない。
彼が寝ている間に侵入を果たした二人組みが、『コウ君1号・兔だからって舐めんじゃねえぞ★』をそっと琥一のベッドへと潜り込ませ、尚且つ十数分を撮影タイムに費やしたことも、琥一の寝言ごと琉夏が携帯にきっちりと撮影していたことも、後日それが発覚し、発狂しそうなくらい羞恥に悶えることも、幸運にもまだ知らずにいられた。
三人の中で一番年上に当たる彼の受難はまだまだ続きそうだ。
スレンダーでしなやかな体つきだが、出るところは出ている体型の彼女はとても抱き心地がよく誂えたように琥一の腕に納まった。
胸に掌を押し付け距離を測ろうとする彼女に犬歯を剥き出しにして笑うと、微弱な抵抗を抑えるため更に強く腕に力を篭めた。
大型の動物が甘えるように鼻先を首へ擦り付ける。
首を竦めたのか、頬を掠めた髪からふわりと甘い香が立ち上る。
「・・・もっと、傍に来い」
我ながら嫌になるくらいに甘ったれた声。
だが、いいだろう。
どうせこれは、都合のいい夢なのだから。
「・・・おい」
地べたを這いずった低い声が知らず漏れる。
寝起きな所為で僅かに掠れているそれは、しかしながら彼の怒りを薄めるには至らない。
目の前に並ぶ二対の瞳をじとりと睨みつければ、へらり、と琥一の気分を逆なでするように二人は笑った。
「人の部屋で何してやがる」
「母さんに頼まれてコウを起こしに来たんだ。ね、冬姫」
「そうそう。私達っていい子だよね、琉夏君」
系統は違っても綺麗な顔立ちの二人が微笑めば場が華やぐ。
高校時代よりも少しばかり黒くなった髪を一つに纏めている繊細な美形の琉夏。
さらさらの肩を少し超える髪に小花のヘアピンを差し込んだ愛らしく整った顔立ちの冬姫。
だがその美貌にも見慣れた琥一は彼らの微笑みなんかに誤魔化されはしなかった。
「俺が聞いてんのは、お前らが部屋に居る理由じゃなくて」
「お前らが何で俺の部屋で携帯やデジカメ構えてんのかってことだ!」
苛立ちに逆らわず布団を跳ね上げると、手に持っていた何かを投げつけた。
それは狙い違わず琉夏の顔面にクリーンヒットし、ずるずると床に落ちる。
そんな琥一すらデジカメで激写していた冬姫をギロリと睨みつければ、えへへとごまかし笑いをしながらそそくさとデジカメを鞄に仕舞った。
「酷い、コウ。折角冬姫と二人でプレゼントしたのに」
「ああ?」
「これ。等身大抱き枕」
「名づけて『コウ君1号・兔だからって舐めんじゃねえぞ★』だよ」
「・・・・・・」
全く悪びれない二人に紹介されたそれは、随分とシュールな兔(?)だった。
琉夏が膝立ちで抱き上げてもまだ膝が伸びている大きなそれは、兔にしては少々目がニヒルすぎ、意地の悪い三日月形に口元が上がっており、何故か髪の毛があった。しかもリーゼント。
中学時代の制服を思わせる黒の学ランを身に纏い、短い眉がインパクトがある。
色は黒だが、可愛げがない。これが世間で流行のキモカワだろうか。
それ以前に何なんだそのネーミングセンス。ダサすぎる。
不細工な兔は琥一が持つ枕よりも随分と柔らかそうで、布も琉夏の手に沿ってよく伸びていた。
「素材はビーンズクッションと同じだよ。何と俺と冬姫の合作です」
「見てよこの学ラン。裏に『四露死苦』って刺繍頑張って入れたんだ」
「柔らかくて抱き心地がいいんだ。あ、手洗いOKだよ」
「一応着替えセットは琥一君とお揃いのパジャマと、ワイシャツにズボンのセットがあるよ。もしリクエストがあったら作るから言ってね」
「この眉がアクセントなんだ。コウそっくりだろ?」
「それは琉夏君がつけたんだよ。凄いよね」
「リーゼントは冬姫のアイディアだ。コウらしくて笑える」
「我ながら傑作だと思うよ。ね、琉夏君」
「ね、冬姫」
誰かこのきゃらきゃらと笑っている馬鹿二人を静かにさせてくれないだろうか。
この馬鹿どもの言葉を並べると、まるで琥一をモデルにこのへんてこ兔を作ったみたいではないか。
止めて欲しい。この阿呆どもには、琥一はこんな変に映っているのだろうか。
ならばイメチェンも辞さない覚悟だと唇を噛み締めると。
『HAPPYBIRTHDAY!』
嬉しそうに、誉められるのを待つ子供のように馬鹿二人が微笑んでクラッカーを鳴らした。
何処から取り出したんだとか、寝起きにこれはないだろうとか、誰がこれを片付けるんだとか言いたいことは山ほどあるが。
にこにこしながら自分の反応を伺う琉夏と冬姫に、眉尻を下げると仕方ないと苦笑した。
「サンキュ」
どうしようもない馬鹿だが、二人は琥一にとって特別だった。
そしてきっと彼らにとっても琥一は特別だろう。
だから大学がある冬姫が朝一番で桜井家に足を伸ばしたのだろうし、バイトと受験勉強の合間に琉夏もプレゼントの用意をしたのだろう。
琥一の反応を想像しながら針と布を握る彼らを想像すると、何とも微笑ましく胸の奥が暖かくなる。
嬉しそうに表情を崩した琥一に、琉夏がにっと唇を上げ近づいた。
そして。
「ちなみに香は冬姫の香水と同じ。いい夢見れただろ?」
ぼそりと囁かれ、まさかと息を詰まらせた。
ぼんと勢い良く顔が赤く染まり、それを見ていた冬姫が目をまん丸にする。
「どうかしたの、琥一君?」
「っ、何でも、ねえよ!!」
伸ばされた腕を避け、布団にもぐった琥一は知らない。
彼が寝ている間に侵入を果たした二人組みが、『コウ君1号・兔だからって舐めんじゃねえぞ★』をそっと琥一のベッドへと潜り込ませ、尚且つ十数分を撮影タイムに費やしたことも、琥一の寝言ごと琉夏が携帯にきっちりと撮影していたことも、後日それが発覚し、発狂しそうなくらい羞恥に悶えることも、幸運にもまだ知らずにいられた。
三人の中で一番年上に当たる彼の受難はまだまだ続きそうだ。
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>>レス、ありがとうございます!・・・の方
こんばんはwこちらこそいつも拍手をありがとうございますw
寝る間際に確認してくださるなんて、凄くありがたいです。
琉夏君篇も読んでくださってありがとうございます。
あの話は琥一君と対になるように考えたものですので、愉しんでもらえると嬉しいです。
ちなみに今回のアップ話の後。
「・・・俺の冬姫が」
「ふん。ざまぁみろ」
「───コウなんてお願いすることも出来ないヘタレの癖に」
「何だと?」
「『琥一君大好き(はぁと)』なんて頼まないと一生縁がないのにね」
「・・・やるのか、コラ」
「久しぶりにいいかもね」
とこんな感じで動画消された琉夏が八つ当たり気味ににやにやする琥一を責め喧嘩勃発寸前まで行きますw
ちなみに喧嘩両成敗で叱られてあえなく鎮火です★
うっかり書こうと思った寝起きネタの前に、やっぱり続きの三人勝負ネタで行きました。
今回は冬姫視点で勝負はドローです★
そして今日明日中に寝起き話を書きますww
この話の未来設定では、現在彼ら二人とも実家で生活中です。
そんな中での寝起きドッキリ。
自分でも妄想するだけで楽しいですww
想像しただけで楽しくなってきた私も、今から桜井兄弟に会いに行ってきます!!
これからも頑張りますので、また是非遊びにいらしてくださいませ。
Web拍手、ありがとうございました!
こんばんはwこちらこそいつも拍手をありがとうございますw
寝る間際に確認してくださるなんて、凄くありがたいです。
琉夏君篇も読んでくださってありがとうございます。
あの話は琥一君と対になるように考えたものですので、愉しんでもらえると嬉しいです。
ちなみに今回のアップ話の後。
「・・・俺の冬姫が」
「ふん。ざまぁみろ」
「───コウなんてお願いすることも出来ないヘタレの癖に」
「何だと?」
「『琥一君大好き(はぁと)』なんて頼まないと一生縁がないのにね」
「・・・やるのか、コラ」
「久しぶりにいいかもね」
とこんな感じで動画消された琉夏が八つ当たり気味ににやにやする琥一を責め喧嘩勃発寸前まで行きますw
ちなみに喧嘩両成敗で叱られてあえなく鎮火です★
うっかり書こうと思った寝起きネタの前に、やっぱり続きの三人勝負ネタで行きました。
今回は冬姫視点で勝負はドローです★
そして今日明日中に寝起き話を書きますww
この話の未来設定では、現在彼ら二人とも実家で生活中です。
そんな中での寝起きドッキリ。
自分でも妄想するだけで楽しいですww
想像しただけで楽しくなってきた私も、今から桜井兄弟に会いに行ってきます!!
これからも頑張りますので、また是非遊びにいらしてくださいませ。
Web拍手、ありがとうございました!
夕べも通された和室に入ると、その部屋の主は背筋を正し正座をしていた。
同じように彼らの正面に置いてある座布団に座り、背筋を伸ばす。
そして手をついて深々と頭を下げた。
「村長殿へ、我が上司浮竹からの文にございます」
「・・・そうか」
頷いた青年が文へと手を伸ばそうとしているのを感じ、ルキアは伏せていた頭を上げた。
そしてじっとそのオリエンタルブルーの澄んだ瞳を見つめる。彼の瞳から感情は一切読み取れない。同様に、彼の考えや意思も。
しかしその理由を最早ルキアはしっかりと悟っていた。
「失礼ながら申し上げます」
「何だ」
「私が浮竹から申し付かったのは、『村長殿へ手紙を渡す』ことであります。つまり、この手紙の所有は、氷輪丸殿あなたではなく」
青年の斜め後ろに何も発さず存在していた少年に視線を向ける。
ルキアの言葉に動揺は一切見せず、静かな観察するような目で只管注視する彼に、額に汗が浮かんだ。
緊張し震える手を強引に押さえ込み、瞳に力を篭める。
信じると決めていた。自分自身の勘と、自分の魔獣の力を。
浮竹から渡された文は重要なものだと彼に言い含められている。
人里離れた半魔獣たちと接触するからには、その意味の重大さもルキアは弁えているつもりだ。
自分の行動が上司の、最悪国への威信に傷をつける行為かも知れないと百も承知していて、その上で敢えてルキアは無礼とも言える行動を選んだ。
何故なら、本物が相手でないと意味がないからだ。
ルキアは、浮竹から信頼され仕事を任された。召喚士として次の世代への架け橋になるだろう仕事の一端だとも聞いている。
失敗は許されない。
「・・・日番谷殿。この手紙は、私の上司から、あなたへのものでございます」
震える手で握った文を持ち、氷輪丸ではなく、彼の後ろに居た冬獅郎へと文を差し出す。
客人の無礼を怒るでもなく静かに眺める氷輪丸。
そして咎めるように強い眼差しを送る冬獅郎。
彼らに挟まれルキアは身が縮む思いで判決の時を待つ。
短かったのかもしれないが、ルキアには随分と長く感じられた時は唐突に終わりを告げた。
一つため息を吐いた冬獅郎が、ルキアが差し出した文に手を伸ばしするすると封印を解く。
何も言わずに為された行動それこそが答えだと知り、ルキアは安堵で全身の力が抜けそうになった。
「いつ気がついた」
「え?」
「俺が村長だと言うのにだ。それらしい素振りはしていなかったように思うが」
淡々と響く声。それに怒りがないのを感じ取ると、少しだけ自分の考えを話すのに躊躇する。
だが藍鼠の瞳に促されるように見詰められ、渋々口を開いた。
「氷輪丸殿は日番谷殿を見ていないですが、意識は常に向いているように感じました。彼が意見を言う際には必ず一拍間があり、何かを確認していると感じたのです。それに、一挙一動を気にしすぎています。上に立つものとして下のものを気遣うのは当然かもしれませんが、その気遣いの仕方が目上のものへの態度と思えたのです」
「───あからさまだったか?」
「いえ。むしろ私が気にしすぎるのだと思います」
物心ついた時には他人の目を常に気にして生きてきた。
それは浦原からの教えでもあったし、自身の身を護る方法でもあった。
目で見て心で判断する。
朽木家の養女であるルキアには、上辺だけで蔓延る輩は掃いて捨てるほどに居て、そんな人間を朽木家のためにも近寄らせるわけには行かなかった。
痛い目を見れば自然と観察眼は身につき、行動への慎重さと、必要があれば大胆に出れる判断力も養った。
ルキアの声に何かを感じ取ったのか、文へ視線を落とした冬獅郎は、ふんと一つ鼻を鳴らした。
「名門朽木家の養女か」
「・・・ご存知でしたか」
「こんな山奥でも目と耳がきちんと機能していれば情報は入るからな」
「左様で」
冬獅郎の言葉の裏を読むと、静かに黙り込んだ。
つまり彼は完全に世俗を離れたわけではなく、朽木の家の情報が入る場所に密偵を送り込んでいるらしい。
さすが幼く見えても一つの村を纏め上げる人だと内心で感嘆の声を上げる。
「浮竹への返事をしたためる。暫し待て」
命令しなれた口調に、頷くと頭を下げた。
漸く一仕事終わったと胸を撫で下ろし、早く家に帰りたいと、置いてきた魔獣たちを思った。
同じように彼らの正面に置いてある座布団に座り、背筋を伸ばす。
そして手をついて深々と頭を下げた。
「村長殿へ、我が上司浮竹からの文にございます」
「・・・そうか」
頷いた青年が文へと手を伸ばそうとしているのを感じ、ルキアは伏せていた頭を上げた。
そしてじっとそのオリエンタルブルーの澄んだ瞳を見つめる。彼の瞳から感情は一切読み取れない。同様に、彼の考えや意思も。
しかしその理由を最早ルキアはしっかりと悟っていた。
「失礼ながら申し上げます」
「何だ」
「私が浮竹から申し付かったのは、『村長殿へ手紙を渡す』ことであります。つまり、この手紙の所有は、氷輪丸殿あなたではなく」
青年の斜め後ろに何も発さず存在していた少年に視線を向ける。
ルキアの言葉に動揺は一切見せず、静かな観察するような目で只管注視する彼に、額に汗が浮かんだ。
緊張し震える手を強引に押さえ込み、瞳に力を篭める。
信じると決めていた。自分自身の勘と、自分の魔獣の力を。
浮竹から渡された文は重要なものだと彼に言い含められている。
人里離れた半魔獣たちと接触するからには、その意味の重大さもルキアは弁えているつもりだ。
自分の行動が上司の、最悪国への威信に傷をつける行為かも知れないと百も承知していて、その上で敢えてルキアは無礼とも言える行動を選んだ。
何故なら、本物が相手でないと意味がないからだ。
ルキアは、浮竹から信頼され仕事を任された。召喚士として次の世代への架け橋になるだろう仕事の一端だとも聞いている。
失敗は許されない。
「・・・日番谷殿。この手紙は、私の上司から、あなたへのものでございます」
震える手で握った文を持ち、氷輪丸ではなく、彼の後ろに居た冬獅郎へと文を差し出す。
客人の無礼を怒るでもなく静かに眺める氷輪丸。
そして咎めるように強い眼差しを送る冬獅郎。
彼らに挟まれルキアは身が縮む思いで判決の時を待つ。
短かったのかもしれないが、ルキアには随分と長く感じられた時は唐突に終わりを告げた。
一つため息を吐いた冬獅郎が、ルキアが差し出した文に手を伸ばしするすると封印を解く。
何も言わずに為された行動それこそが答えだと知り、ルキアは安堵で全身の力が抜けそうになった。
「いつ気がついた」
「え?」
「俺が村長だと言うのにだ。それらしい素振りはしていなかったように思うが」
淡々と響く声。それに怒りがないのを感じ取ると、少しだけ自分の考えを話すのに躊躇する。
だが藍鼠の瞳に促されるように見詰められ、渋々口を開いた。
「氷輪丸殿は日番谷殿を見ていないですが、意識は常に向いているように感じました。彼が意見を言う際には必ず一拍間があり、何かを確認していると感じたのです。それに、一挙一動を気にしすぎています。上に立つものとして下のものを気遣うのは当然かもしれませんが、その気遣いの仕方が目上のものへの態度と思えたのです」
「───あからさまだったか?」
「いえ。むしろ私が気にしすぎるのだと思います」
物心ついた時には他人の目を常に気にして生きてきた。
それは浦原からの教えでもあったし、自身の身を護る方法でもあった。
目で見て心で判断する。
朽木家の養女であるルキアには、上辺だけで蔓延る輩は掃いて捨てるほどに居て、そんな人間を朽木家のためにも近寄らせるわけには行かなかった。
痛い目を見れば自然と観察眼は身につき、行動への慎重さと、必要があれば大胆に出れる判断力も養った。
ルキアの声に何かを感じ取ったのか、文へ視線を落とした冬獅郎は、ふんと一つ鼻を鳴らした。
「名門朽木家の養女か」
「・・・ご存知でしたか」
「こんな山奥でも目と耳がきちんと機能していれば情報は入るからな」
「左様で」
冬獅郎の言葉の裏を読むと、静かに黙り込んだ。
つまり彼は完全に世俗を離れたわけではなく、朽木の家の情報が入る場所に密偵を送り込んでいるらしい。
さすが幼く見えても一つの村を纏め上げる人だと内心で感嘆の声を上げる。
「浮竹への返事をしたためる。暫し待て」
命令しなれた口調に、頷くと頭を下げた。
漸く一仕事終わったと胸を撫で下ろし、早く家に帰りたいと、置いてきた魔獣たちを思った。
握力の少ない細い腕が、そっと首にさしかけられる。
くっついていて欲しいのに、今にも離れそうなそれに小さく非難の声が上がる。
不満を訴える冬姫に、幼馴染が低い声で喉を震わせた。
上目遣いで睨み上げると宥めるように苦笑され頬を膨らませる。
離れてしまった体が恋しい。
冬姫は、彼が欲しかったのに。
「私のドクログマちゃん」
がくり、とUFOキャッチャーの操作盤に項垂れる。
時代は更に動いて、ゲームセンターが主流になっていた。
メダルゲームでカジノ王気分を満喫してきたらしい琉夏が笑顔で近寄ってくるのを不機嫌に眺める。
隣で立っていた琥一が再び苦笑する気配を感じ、河豚のように頬を膨らませた。
それだけで現状を理解したのだろう、琉夏が眉を八の字に下げ苦笑する。
血の繋がりより濃い絆を持つ彼らのそうした笑い方はそっくりで、益々冬姫の機嫌は下降した。
「コウ、お姫様はまた失敗しちゃったの?」
「おう。だから止めとけって言ったんだけどな」
「音ゲーも格ゲーも落ちゲーも上手くなったのに、これだけは下手なままだな」
「だな。俺の方がまだ上手い。金をどぶに捨てるっつーのはこんな状態を言うんだな」
怒りで肩を震わす冬姫に気づいてないはずがないのに、意地悪く彼らは放し続ける。
しかしながら口にしたそれらは全て外れていないので強く物申すことも出来ない。
悔しさに唇を噛み締めてケースの中からこちらを見詰めるぬいぐるみに視線をやる。
両手を伸ばした状態でこちらを向いている彼は、絶対に自分にゲットしてもらいたいはずだ。でなければあんなにガン見してないだろう。
幼馴染に言えば益々呆れられそうな考えで頭を一杯にした冬姫は、頭上で会話をしている彼らを無視すると財布からもうワンコイン取り出す。
ダーツやボウリングと違い現在は夕食をかけた戦いは滅多にしないのに、何故こんなにも財布の中身が寂しいのか。
否、答えは初めから判っている。諦めきれない自分が悲しい。
「───そんなにあいつが欲しいの?」
「おい、ルカ」
「だってさ。冬姫、雨の中捨てられた子犬みたいな顔してる。コウはこんな冬姫放っておけるんだ?」
「・・・・・・」
「ほらみろ。コウだって放っておけないんじゃん。今更戦利品が増えたとこで気にしない気にしない」
「───気にせずにいられるか」
苦々しく呟いた琥一の言葉を無視した琉夏が、にこり、と微笑む。
「お願いして、冬姫」
「・・・そうしたら取ってくれる?」
「うんうん、任せて。はい、両手を胸の前で組んで」
「はい」
「顎を僅かに引いて視線は上目遣い。瞳は大きく瞬きを繰り返し、『お願いルカ君(ハァト)』と呟きましょう」
「お願いルカ君(はぁと)」
「よし、動画ゲット。今度からこれが冬姫の着信ボイス」
「え、これが?」
「うん。じゃあ、俺ドクログマとってあげる」
「出来そう?」
「任せて」
ウィンクをして余裕の表情で操作盤に向かったルカから携帯を受け取る。
ちょっと・・・ではなくかなり嫌だと思いながら、預かった携帯の動画を再生すると、そこにはかなり微妙な仕草の自分の姿。
恥ずかしい。穴がなくても掘って入りたいくらいに恥ずかしい。
少し冷静になった今、いい年をしてこんな仕草をしてまで強請るほどあのドクログマが欲しかったのだろうかと自分に問いかけていると、すいっと長い手が横から伸ばされ携帯を奪われた。
「琥一君?」
「え?・・・ああ」
冬姫のぶりっこシーンを再生しつつガン見する幼馴染に顔を赤くして問いかけると、何とも複雑な表情をした琥一はぎこちなく冬姫から視線を逸らす。
やっぱりあれはなかったかと内心で酷く落ち込むと、怒ったような声が上から降ってきた。
「おい」
「何?どうせ琥一君も痛い映像って思ってるんでしょ?私だって判ってるわよ」
「じゃなくてだな、その、これだけどよ」
「・・・何?」
「その・・・俺にも」
「ハイ、ストップ。取れたよ、冬姫」
「え?」
背後から寄りかかる気配に顔を上げると、目の前にドクログマを吊るされ思わず受け取る。
シュールなマスコットはすぽりと手に入り、思わずにこりと素直な笑顔が浮かぶ。
「コウは駄目だ」
「・・・何でだよ」
「だって冬姫に何もしてないだろ。俺は等価交換」
「・・・・・・」
「だからコウは駄目」
ふふんと自慢げに笑った琉夏に、琥一は悔しげに歯軋りする。
だが間に挟まれた冬姫は頭上で繰り広げられる火花散る戦いに一切の興味を見せない。
どころか喉元過ぎれば熱さ忘れるの典型で掌サイズのドクログマの頭を撫でた。
「琉夏君ありがとう」
ふわりと白百合を思わせる優雅で典雅、それでいて心を和ませる微笑みが向けられ、琉夏は照れたように頬を掻く。
それを見た琥一は、面白くなさそうに舌打した。
「こちらこそ。これで暫くおかずには困らない」
「え?」
「やめろっつーんだ、下ネタ男が!」
力いっぱい振り下ろされた琥一の拳が琉夏の頭上で激しく音を立てる。
ごつんとこちらが痛くなるような音に冬姫は眉を顰め琉夏は頭を押さえて蹲った。
「お兄ちゃん、冗談じゃん」
「お前のは絶対に冗談じゃ済まねえ」
いつになく不機嫌な琥一の額にはくっきりと青筋が浮かんでいる。
琉夏の下ネタ発言を敢えて言及しないで置こうと決めた冬姫は、琥一の手から素早く携帯を奪った。
ボタン操作に躊躇はなく、あっという間に目的の処置を施す。
「はい、琉夏君」
「ありがと、冬姫」
「ううん。気にしないで」
鮮やかな笑顔に琉夏も微笑みを返す。
そんな彼が携帯から目的の動画が消えていると気づくのは数秒後で、にたにたと性質の悪い笑みを浮かべた兄から、残念だったなとしたり顔で慰められるのはさらに数秒後。
口は災いの元とはよく言ったものだ。
くっついていて欲しいのに、今にも離れそうなそれに小さく非難の声が上がる。
不満を訴える冬姫に、幼馴染が低い声で喉を震わせた。
上目遣いで睨み上げると宥めるように苦笑され頬を膨らませる。
離れてしまった体が恋しい。
冬姫は、彼が欲しかったのに。
「私のドクログマちゃん」
がくり、とUFOキャッチャーの操作盤に項垂れる。
時代は更に動いて、ゲームセンターが主流になっていた。
メダルゲームでカジノ王気分を満喫してきたらしい琉夏が笑顔で近寄ってくるのを不機嫌に眺める。
隣で立っていた琥一が再び苦笑する気配を感じ、河豚のように頬を膨らませた。
それだけで現状を理解したのだろう、琉夏が眉を八の字に下げ苦笑する。
血の繋がりより濃い絆を持つ彼らのそうした笑い方はそっくりで、益々冬姫の機嫌は下降した。
「コウ、お姫様はまた失敗しちゃったの?」
「おう。だから止めとけって言ったんだけどな」
「音ゲーも格ゲーも落ちゲーも上手くなったのに、これだけは下手なままだな」
「だな。俺の方がまだ上手い。金をどぶに捨てるっつーのはこんな状態を言うんだな」
怒りで肩を震わす冬姫に気づいてないはずがないのに、意地悪く彼らは放し続ける。
しかしながら口にしたそれらは全て外れていないので強く物申すことも出来ない。
悔しさに唇を噛み締めてケースの中からこちらを見詰めるぬいぐるみに視線をやる。
両手を伸ばした状態でこちらを向いている彼は、絶対に自分にゲットしてもらいたいはずだ。でなければあんなにガン見してないだろう。
幼馴染に言えば益々呆れられそうな考えで頭を一杯にした冬姫は、頭上で会話をしている彼らを無視すると財布からもうワンコイン取り出す。
ダーツやボウリングと違い現在は夕食をかけた戦いは滅多にしないのに、何故こんなにも財布の中身が寂しいのか。
否、答えは初めから判っている。諦めきれない自分が悲しい。
「───そんなにあいつが欲しいの?」
「おい、ルカ」
「だってさ。冬姫、雨の中捨てられた子犬みたいな顔してる。コウはこんな冬姫放っておけるんだ?」
「・・・・・・」
「ほらみろ。コウだって放っておけないんじゃん。今更戦利品が増えたとこで気にしない気にしない」
「───気にせずにいられるか」
苦々しく呟いた琥一の言葉を無視した琉夏が、にこり、と微笑む。
「お願いして、冬姫」
「・・・そうしたら取ってくれる?」
「うんうん、任せて。はい、両手を胸の前で組んで」
「はい」
「顎を僅かに引いて視線は上目遣い。瞳は大きく瞬きを繰り返し、『お願いルカ君(ハァト)』と呟きましょう」
「お願いルカ君(はぁと)」
「よし、動画ゲット。今度からこれが冬姫の着信ボイス」
「え、これが?」
「うん。じゃあ、俺ドクログマとってあげる」
「出来そう?」
「任せて」
ウィンクをして余裕の表情で操作盤に向かったルカから携帯を受け取る。
ちょっと・・・ではなくかなり嫌だと思いながら、預かった携帯の動画を再生すると、そこにはかなり微妙な仕草の自分の姿。
恥ずかしい。穴がなくても掘って入りたいくらいに恥ずかしい。
少し冷静になった今、いい年をしてこんな仕草をしてまで強請るほどあのドクログマが欲しかったのだろうかと自分に問いかけていると、すいっと長い手が横から伸ばされ携帯を奪われた。
「琥一君?」
「え?・・・ああ」
冬姫のぶりっこシーンを再生しつつガン見する幼馴染に顔を赤くして問いかけると、何とも複雑な表情をした琥一はぎこちなく冬姫から視線を逸らす。
やっぱりあれはなかったかと内心で酷く落ち込むと、怒ったような声が上から降ってきた。
「おい」
「何?どうせ琥一君も痛い映像って思ってるんでしょ?私だって判ってるわよ」
「じゃなくてだな、その、これだけどよ」
「・・・何?」
「その・・・俺にも」
「ハイ、ストップ。取れたよ、冬姫」
「え?」
背後から寄りかかる気配に顔を上げると、目の前にドクログマを吊るされ思わず受け取る。
シュールなマスコットはすぽりと手に入り、思わずにこりと素直な笑顔が浮かぶ。
「コウは駄目だ」
「・・・何でだよ」
「だって冬姫に何もしてないだろ。俺は等価交換」
「・・・・・・」
「だからコウは駄目」
ふふんと自慢げに笑った琉夏に、琥一は悔しげに歯軋りする。
だが間に挟まれた冬姫は頭上で繰り広げられる火花散る戦いに一切の興味を見せない。
どころか喉元過ぎれば熱さ忘れるの典型で掌サイズのドクログマの頭を撫でた。
「琉夏君ありがとう」
ふわりと白百合を思わせる優雅で典雅、それでいて心を和ませる微笑みが向けられ、琉夏は照れたように頬を掻く。
それを見た琥一は、面白くなさそうに舌打した。
「こちらこそ。これで暫くおかずには困らない」
「え?」
「やめろっつーんだ、下ネタ男が!」
力いっぱい振り下ろされた琥一の拳が琉夏の頭上で激しく音を立てる。
ごつんとこちらが痛くなるような音に冬姫は眉を顰め琉夏は頭を押さえて蹲った。
「お兄ちゃん、冗談じゃん」
「お前のは絶対に冗談じゃ済まねえ」
いつになく不機嫌な琥一の額にはくっきりと青筋が浮かんでいる。
琉夏の下ネタ発言を敢えて言及しないで置こうと決めた冬姫は、琥一の手から素早く携帯を奪った。
ボタン操作に躊躇はなく、あっという間に目的の処置を施す。
「はい、琉夏君」
「ありがと、冬姫」
「ううん。気にしないで」
鮮やかな笑顔に琉夏も微笑みを返す。
そんな彼が携帯から目的の動画が消えていると気づくのは数秒後で、にたにたと性質の悪い笑みを浮かべた兄から、残念だったなとしたり顔で慰められるのはさらに数秒後。
口は災いの元とはよく言ったものだ。
>>スイミー様
こんばんは、スイミー様。
いつもコメントをありがとうございますw
実は昨日ももしかして・・・とは思ったのですが、間違えたときのことを考えてお名前を伏せさせていただきました。
今回はちょっと形を変えたトライアングルにしてみましたw
ちなみに今回は琥一篇と対の琉夏篇をアップしてます。
私のサイトの設定だと、先に琥一君とみよちゃんはあってるので、敢えてカレンさんでいってみました。
カレンさんは『コーイチ君』呼びで仲良さそうですよね。
ですが残念な感じで我がサイトのカレンさんの好きは、憧れから少し発展してますので、vs状態になること必須です。
ちなみにみよちゃんはそんなカレンを生暖かい目で見守ってるスタイルです(笑)
私も琥一君が困った顔してるの大好きですww
次は未来篇のダーツ、ボウリングの続きを書こうと思ってたんですが、うっかり同じ未来篇でも朝のお目覚めを書いてしまいそうです。
困った顔させたいですよねw寝ぼけさせたりさせたいですよねw
スイミー様が気に入ってくださるよう祈るばかりです。
嵐くん諦められましたか。
私は毎回プレイするたびに今度こそ嵐くんを切り捨てようと思いつつ、彼の真摯な誘いで毎回柔道部です。あの目であの顔であんなに訴えられたら、断れるわけないよっ・・・!と手芸部や生徒会入りを毎回断念してます。
ちなみに先輩コンビはまだ手付かずで、個人EDは嵐くん新名くんともにまだです。
私は毎回ローズクイーン狙う所為か先輩出てくれるんですけど、学校で擦れ違うばかりです・・・。
兄弟が、兄弟がいけないんです!気がつけば△関係になってる彼らを振り切って何処へもいけないんです・・・(涙)
いつか、お互いに振り切ってEDを迎えましょうねっ!!
また是非遊びにいらして下さいw
Web拍手、ありがとうございました!!
>>朝霞様
こんばんは、朝霞様!
また遊びに来てくださってありがとうございますw
未来篇のボウリング話、読んでくださってありがとうございますw
あの反則技をルカくんが責める日は一生来ないでしょう。
むしろ次回もお願いしてそうですよねwしかも今度はしっかりとボイスレコーダー持参です。
反対に琥一君は、もう勘弁してくれと頭を抱えそうです。
ルカくんはお色気アタックだとガン見でしょうけど、琥一君は大好き攻撃にも撃沈するでしょう。
そこが可愛くて大好きですww
朝霞様のサイトにもよくお邪魔させていただいてるのですが、ヘタレでコメントを出来ずすみません!
双子ちゃん話を二話ずつ展開するって本当に大変だろうなと同じ書き手として尊敬します。
感想はまた今からお邪魔させていただきますので、コメントに入れさせていただきますねw
良ければGS初のお友達リンク記念に一作プレゼントさせていただけると嬉しいですww
またお時間ございましたら、是非遊びにいらして下さいませ。
Web拍手、ありがとうございました!!
こんばんは、スイミー様。
いつもコメントをありがとうございますw
実は昨日ももしかして・・・とは思ったのですが、間違えたときのことを考えてお名前を伏せさせていただきました。
今回はちょっと形を変えたトライアングルにしてみましたw
ちなみに今回は琥一篇と対の琉夏篇をアップしてます。
私のサイトの設定だと、先に琥一君とみよちゃんはあってるので、敢えてカレンさんでいってみました。
カレンさんは『コーイチ君』呼びで仲良さそうですよね。
ですが残念な感じで我がサイトのカレンさんの好きは、憧れから少し発展してますので、vs状態になること必須です。
ちなみにみよちゃんはそんなカレンを生暖かい目で見守ってるスタイルです(笑)
私も琥一君が困った顔してるの大好きですww
次は未来篇のダーツ、ボウリングの続きを書こうと思ってたんですが、うっかり同じ未来篇でも朝のお目覚めを書いてしまいそうです。
困った顔させたいですよねw寝ぼけさせたりさせたいですよねw
スイミー様が気に入ってくださるよう祈るばかりです。
嵐くん諦められましたか。
私は毎回プレイするたびに今度こそ嵐くんを切り捨てようと思いつつ、彼の真摯な誘いで毎回柔道部です。あの目であの顔であんなに訴えられたら、断れるわけないよっ・・・!と手芸部や生徒会入りを毎回断念してます。
ちなみに先輩コンビはまだ手付かずで、個人EDは嵐くん新名くんともにまだです。
私は毎回ローズクイーン狙う所為か先輩出てくれるんですけど、学校で擦れ違うばかりです・・・。
兄弟が、兄弟がいけないんです!気がつけば△関係になってる彼らを振り切って何処へもいけないんです・・・(涙)
いつか、お互いに振り切ってEDを迎えましょうねっ!!
また是非遊びにいらして下さいw
Web拍手、ありがとうございました!!
>>朝霞様
こんばんは、朝霞様!
また遊びに来てくださってありがとうございますw
未来篇のボウリング話、読んでくださってありがとうございますw
あの反則技をルカくんが責める日は一生来ないでしょう。
むしろ次回もお願いしてそうですよねwしかも今度はしっかりとボイスレコーダー持参です。
反対に琥一君は、もう勘弁してくれと頭を抱えそうです。
ルカくんはお色気アタックだとガン見でしょうけど、琥一君は大好き攻撃にも撃沈するでしょう。
そこが可愛くて大好きですww
朝霞様のサイトにもよくお邪魔させていただいてるのですが、ヘタレでコメントを出来ずすみません!
双子ちゃん話を二話ずつ展開するって本当に大変だろうなと同じ書き手として尊敬します。
感想はまた今からお邪魔させていただきますので、コメントに入れさせていただきますねw
良ければGS初のお友達リンク記念に一作プレゼントさせていただけると嬉しいですww
またお時間ございましたら、是非遊びにいらして下さいませ。
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