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通い慣れた病室のドアに手を掛けたところで豪炎寺は動きを止めた。
普段は看護師しか入らないはずの室内から他人の気配を感じたからだ。
一年間毎日通っているのでこの時間に回診はないと知っている。
そうなれば必然的にここに向かう人間は限定されて自然と体が強張った。
豪炎寺以外でここに訪れるのは、身内である父と家政婦のフクくらいで、その内の父は現在はまだ仕事中であり、フクは先ほど家で別れたばかりだ。
そうなると消去法で中に居るのは他人となり、妹への心配から眉がきりきりと釣りあがった。
何しろ妹の夕香は去年故意に起こされた可能性が高い事故で今尚意識を取り戻せていない。
もしかしたら、全国大会で快勝中の雷門を阻むための影山の刺客かもしれないと考えれば自然と怒りも沸いて来る。
苦労して感情を制御しながら音を立てぬように静かにドアを僅かに開けて中を覗けば、思いも寄らぬ来訪者に瞳を丸めた。
開けられたカーテンから差し込む夕日に赤く照らされた横顔は、つい先ほどまで見ていたものだった。
栗色の特徴的な髪にオレンジのバンダナ、顔には黒縁の眼鏡を掛けたその人は雷門中学のジャージを着ている。
鞄も肩から提げているので、どうやらまだ家にも帰っていないらしい。
警戒心が脱力感に変わると、集中しすぎていた所為で一時聞こえなくなっていた声が耳に届いた。
『Volevo un gatto nero nero nero
mi hai dato un gatto bianco
ed io non ci sto piu
Volevo un gatto nero nero nero
siccome sei un bugiardo con te non gioco piu』
聞いたことがある旋律は、理解できない言語で歌われる。
豪炎寺が理解できる日本語でも、ましてや中学で習っている英語でもないそれに首を傾げると唐突に歌が止まった。
「いつまでそこに居るつもりだ、豪炎寺?」
「・・・気づいていたのか」
「まあな。もっとも気がついていたのは気配だけで、誰かまではわからなかったぞ。単にカマを掛けただけだ」
さらりと教えた円堂はいつもどおりの笑顔をこちらに向けた。
最近気がついたのだがこれは彼女特有のポーカーフェイスだ。
全くの無表情よりも感情を読み難くしつつ、その上で自身が引いた一線には誰も入れないと決めているように感じる。
それは穿った妄想でしかないかもしれないが、何故か確信があった。
時折無性に問い詰めたくなる衝動に駆られるが、何を知りたいのか、何を暴きたいと望んでいるのか、それは豪炎寺自身も理解していない。
だからこそもどかしく思うのだが、いつだって円堂の笑顔に最終的には誤魔化されてしまっていた。
「どうかしたのか?」
「いや、なんでもない。───それより、お前こそどうしたんだ?こんなところに何か用事か?」
「病院に入院している友達の部屋ですることなんて見舞い以外にないだろ。これ、見舞い品。ありきたりで悪いけど、飾ってやってくれ」
手渡されたのは可憐な花束だ。淡い桃色や黄色を使った可愛らしいそれは、まるで夕香自身を表しているようで、差し出された好意を遠慮なく受け取る。
丁度花瓶に挿していた花を明日にでも入れ替えようと思っていたところだ。
タイミングのいい差し入れに、自然と豪炎寺の表情も綻んだ。
「ありがとう。夕香も喜ぶと思う」
「そうか?そりゃ良かった。けど、どうせなら本人にお礼を言ってもらいたかったな」
淡い苦笑を浮かべた円堂は、指先を妹に伸ばすと前髪に触れた。
優しい触れ方は彼女にも弟が居るからかもしれない。
暫くその光景を黙ってみていた豪炎寺は、ふと以前から聞いてみたいと思っていた疑問を口にした。
「そう言えば」
「ん?」
「円堂はいつ夕香と知り合ったんだ?俺はお前を知らないが、お前は俺を知っていただろう?それと関係してるのか?」
問いかけると、唐突な質問に大きな瞳で瞬きを繰り返した円堂は破顔した。
楽しそうな笑みを浮かべると、そのまま視線を夕香へ移す。
昔を思い起こすように瞳を細めふっくらとした唇を開いた。
「俺が夕香ちゃんと知り合ったのは、三年近く前だな」
「・・・すると、俺はまだ小学五年生の時か?」
「そ。小学生サッカーの全国大会を見に行ったとき、迷子だった夕香ちゃんに会ったんだ。おっきな目をうるうるさせて『おにいちゃん、おにいちゃん』ってそりゃもう可愛かったんだぜ」
円堂の言葉に豪炎寺も昔を思い出す。
そう言えば二回目の全国大会出場の時、準決勝で妹が迷子になったことがあった。
試合の前でミーティングをしていた豪炎寺は後で知らされたのだが、そのときの両親の慌てようは凄かったらしい。
何しろ夕香はまだ本当に幼子で、迷子になったときの待ち合わせ場所も決めてなかった。
放送をしてもらっても全く反応はなく、途方にくれていたときに親切な子供に連れて来て貰ったと聞いた。
「あれが、円堂だったのか。それならば俺は兄としてお前に礼を言わなければならないな」
「はは、俺も人事じゃないからな。可愛い弟が迷子になってれば誰かに助けてもらいたいし、自分がしてもらいたいことをしただけだ。それに夕香ちゃんの兄貴がお前だってことで、色々と教えてもらったしな」
「色々?」
「内容は秘密だ。夕香ちゃんと俺だけの、内緒だからな」
唇に人差し指を当ててコケティッシュな笑みを浮かべる。
そして視線を妹へ向けて寂しそうに瞳を細めた彼女に、自分が思うよりもずっと親しかったのかもしれないと気がついた。
「日本に帰ってきたら一杯遊ぼうって約束してたのにな」
「円堂・・・」
「ごめんな、豪炎寺」
突然の謝罪に緩く首を振った。
眉を下げて微笑む円堂は悲しんでいた。
口にしていないが、きっと彼女は知っている。誰が、妹をこうしたのか。
だからこそ、謝罪をしたのだろう。
何も悪くないはずの円堂が、彼女自身が師と仰いだ相手の代わりとして。
けれど豪炎寺だって理解している。
円堂は確かに影山の弟子だが、この事故には何も関わっていない。
むしろ彼自身が言っていたように影山の色に染まった部分は全く見つけれず、だからこそ憎むなどお門違いだと思っていた。
「円堂が謝る必要は何もない。だが、もし罪悪感を拭いきれないと言うのなら、一つ約束して欲しい」
「・・・何をだ?」
「妹が・・・夕香が目を覚ましたら、約束したとおりに遊んでやってくれないか?きっと、喜ぶと思う」
痛みを堪えるように一瞬だけ顔を顰めて、そして彼女はいつも通りに笑った。
変な反応に違和感を感じて眉間に皺を寄せると、問い詰めるより先に円堂が口を開く。
「そいや、お前さっき俺が歌ってた曲知ってる?」
「・・・いいや。旋律は聞いたことはあるが、言葉が判らなかった」
唐突な質問に戸惑いながらも答えると、円堂はもう一度先ほどのフレーズを口にする。
しかし何度聞いても判らないものは判らなくて首を傾げると、ウィンクしながら答えを教えてくれた。
「『Volevo un gatto nero』。日本で言うなら『黒猫のタンゴ』だな」
「『黒猫のタンゴ』?日本で言うなら、と言ったな?その歌はどこの歌なんだ?」
「イタリアだよ。これは元々イタリアのFilastrocca、───って言っても判らないか。つまりはこれはイタリアの童謡なんだ。日本語の歌詞ほど可愛くないが、旋律とテンポを気に入ってるんだ」
「そんなに歌詞の内容が違うのか?」
「おう。日本語の歌とは違って、まあ我儘な餓鬼の歌だな。もっとも、人によって捉え方は違うだろうけど。日本の歌詞は随分と可愛い歌詞になってるけど、イタリアのは『黒猫が欲しかったのにっ!』って憤ってる。面白いよな」
「何が」
「同じ歌でもこんなに解釈の仕方が違うってことだ。人種による視点の差は興味をそそる」
小難しいことを言う円堂に、豪炎寺は肩を竦めた。
言いたいことはなんとなく判る気もするが、たかが歌詞の違いでそこまで感銘を受けるのは凄い。
時折感じるが、もしかしたら彼女は途方もなく頭がいいのかもしれない。
テストでは常に平均点だし秀でた部分は何も見せないが、もしかして頭がいい馬鹿なのだろうか。
考えてみれば何事もそつなくこなしているし、適度に力を抜きながら全てを飄々と終らせている気がする。
授業だって毎回出席するわけじゃないし、いかにも好きそうなのに意外だが体育などほとんどサボってばかりだ。
けれど最終的にレポート提出や補習の課題もテストもクリアしているし、要領がいいことだけははっきりしている。
鬼道家の養子だけあってどうやらお嬢様らしい嗜みも一通りこなせる様だし、何よりあの鬼道が憧れる相手だ。
能ある鷹が爪を隠しているだけの状態かもしれない。
ぐるぐると思考のドツボにはまった豪炎寺は、苦笑する円堂の柔らかな眼差しに気づかない。
優しく小さな子供を見詰めるような瞳には、微かな寂寥と苦しみが宿っていた。
約束を与えなかった円堂に気がついたのは、これからもっと後になってだった。
普段は看護師しか入らないはずの室内から他人の気配を感じたからだ。
一年間毎日通っているのでこの時間に回診はないと知っている。
そうなれば必然的にここに向かう人間は限定されて自然と体が強張った。
豪炎寺以外でここに訪れるのは、身内である父と家政婦のフクくらいで、その内の父は現在はまだ仕事中であり、フクは先ほど家で別れたばかりだ。
そうなると消去法で中に居るのは他人となり、妹への心配から眉がきりきりと釣りあがった。
何しろ妹の夕香は去年故意に起こされた可能性が高い事故で今尚意識を取り戻せていない。
もしかしたら、全国大会で快勝中の雷門を阻むための影山の刺客かもしれないと考えれば自然と怒りも沸いて来る。
苦労して感情を制御しながら音を立てぬように静かにドアを僅かに開けて中を覗けば、思いも寄らぬ来訪者に瞳を丸めた。
開けられたカーテンから差し込む夕日に赤く照らされた横顔は、つい先ほどまで見ていたものだった。
栗色の特徴的な髪にオレンジのバンダナ、顔には黒縁の眼鏡を掛けたその人は雷門中学のジャージを着ている。
鞄も肩から提げているので、どうやらまだ家にも帰っていないらしい。
警戒心が脱力感に変わると、集中しすぎていた所為で一時聞こえなくなっていた声が耳に届いた。
『Volevo un gatto nero nero nero
mi hai dato un gatto bianco
ed io non ci sto piu
Volevo un gatto nero nero nero
siccome sei un bugiardo con te non gioco piu』
聞いたことがある旋律は、理解できない言語で歌われる。
豪炎寺が理解できる日本語でも、ましてや中学で習っている英語でもないそれに首を傾げると唐突に歌が止まった。
「いつまでそこに居るつもりだ、豪炎寺?」
「・・・気づいていたのか」
「まあな。もっとも気がついていたのは気配だけで、誰かまではわからなかったぞ。単にカマを掛けただけだ」
さらりと教えた円堂はいつもどおりの笑顔をこちらに向けた。
最近気がついたのだがこれは彼女特有のポーカーフェイスだ。
全くの無表情よりも感情を読み難くしつつ、その上で自身が引いた一線には誰も入れないと決めているように感じる。
それは穿った妄想でしかないかもしれないが、何故か確信があった。
時折無性に問い詰めたくなる衝動に駆られるが、何を知りたいのか、何を暴きたいと望んでいるのか、それは豪炎寺自身も理解していない。
だからこそもどかしく思うのだが、いつだって円堂の笑顔に最終的には誤魔化されてしまっていた。
「どうかしたのか?」
「いや、なんでもない。───それより、お前こそどうしたんだ?こんなところに何か用事か?」
「病院に入院している友達の部屋ですることなんて見舞い以外にないだろ。これ、見舞い品。ありきたりで悪いけど、飾ってやってくれ」
手渡されたのは可憐な花束だ。淡い桃色や黄色を使った可愛らしいそれは、まるで夕香自身を表しているようで、差し出された好意を遠慮なく受け取る。
丁度花瓶に挿していた花を明日にでも入れ替えようと思っていたところだ。
タイミングのいい差し入れに、自然と豪炎寺の表情も綻んだ。
「ありがとう。夕香も喜ぶと思う」
「そうか?そりゃ良かった。けど、どうせなら本人にお礼を言ってもらいたかったな」
淡い苦笑を浮かべた円堂は、指先を妹に伸ばすと前髪に触れた。
優しい触れ方は彼女にも弟が居るからかもしれない。
暫くその光景を黙ってみていた豪炎寺は、ふと以前から聞いてみたいと思っていた疑問を口にした。
「そう言えば」
「ん?」
「円堂はいつ夕香と知り合ったんだ?俺はお前を知らないが、お前は俺を知っていただろう?それと関係してるのか?」
問いかけると、唐突な質問に大きな瞳で瞬きを繰り返した円堂は破顔した。
楽しそうな笑みを浮かべると、そのまま視線を夕香へ移す。
昔を思い起こすように瞳を細めふっくらとした唇を開いた。
「俺が夕香ちゃんと知り合ったのは、三年近く前だな」
「・・・すると、俺はまだ小学五年生の時か?」
「そ。小学生サッカーの全国大会を見に行ったとき、迷子だった夕香ちゃんに会ったんだ。おっきな目をうるうるさせて『おにいちゃん、おにいちゃん』ってそりゃもう可愛かったんだぜ」
円堂の言葉に豪炎寺も昔を思い出す。
そう言えば二回目の全国大会出場の時、準決勝で妹が迷子になったことがあった。
試合の前でミーティングをしていた豪炎寺は後で知らされたのだが、そのときの両親の慌てようは凄かったらしい。
何しろ夕香はまだ本当に幼子で、迷子になったときの待ち合わせ場所も決めてなかった。
放送をしてもらっても全く反応はなく、途方にくれていたときに親切な子供に連れて来て貰ったと聞いた。
「あれが、円堂だったのか。それならば俺は兄としてお前に礼を言わなければならないな」
「はは、俺も人事じゃないからな。可愛い弟が迷子になってれば誰かに助けてもらいたいし、自分がしてもらいたいことをしただけだ。それに夕香ちゃんの兄貴がお前だってことで、色々と教えてもらったしな」
「色々?」
「内容は秘密だ。夕香ちゃんと俺だけの、内緒だからな」
唇に人差し指を当ててコケティッシュな笑みを浮かべる。
そして視線を妹へ向けて寂しそうに瞳を細めた彼女に、自分が思うよりもずっと親しかったのかもしれないと気がついた。
「日本に帰ってきたら一杯遊ぼうって約束してたのにな」
「円堂・・・」
「ごめんな、豪炎寺」
突然の謝罪に緩く首を振った。
眉を下げて微笑む円堂は悲しんでいた。
口にしていないが、きっと彼女は知っている。誰が、妹をこうしたのか。
だからこそ、謝罪をしたのだろう。
何も悪くないはずの円堂が、彼女自身が師と仰いだ相手の代わりとして。
けれど豪炎寺だって理解している。
円堂は確かに影山の弟子だが、この事故には何も関わっていない。
むしろ彼自身が言っていたように影山の色に染まった部分は全く見つけれず、だからこそ憎むなどお門違いだと思っていた。
「円堂が謝る必要は何もない。だが、もし罪悪感を拭いきれないと言うのなら、一つ約束して欲しい」
「・・・何をだ?」
「妹が・・・夕香が目を覚ましたら、約束したとおりに遊んでやってくれないか?きっと、喜ぶと思う」
痛みを堪えるように一瞬だけ顔を顰めて、そして彼女はいつも通りに笑った。
変な反応に違和感を感じて眉間に皺を寄せると、問い詰めるより先に円堂が口を開く。
「そいや、お前さっき俺が歌ってた曲知ってる?」
「・・・いいや。旋律は聞いたことはあるが、言葉が判らなかった」
唐突な質問に戸惑いながらも答えると、円堂はもう一度先ほどのフレーズを口にする。
しかし何度聞いても判らないものは判らなくて首を傾げると、ウィンクしながら答えを教えてくれた。
「『Volevo un gatto nero』。日本で言うなら『黒猫のタンゴ』だな」
「『黒猫のタンゴ』?日本で言うなら、と言ったな?その歌はどこの歌なんだ?」
「イタリアだよ。これは元々イタリアのFilastrocca、───って言っても判らないか。つまりはこれはイタリアの童謡なんだ。日本語の歌詞ほど可愛くないが、旋律とテンポを気に入ってるんだ」
「そんなに歌詞の内容が違うのか?」
「おう。日本語の歌とは違って、まあ我儘な餓鬼の歌だな。もっとも、人によって捉え方は違うだろうけど。日本の歌詞は随分と可愛い歌詞になってるけど、イタリアのは『黒猫が欲しかったのにっ!』って憤ってる。面白いよな」
「何が」
「同じ歌でもこんなに解釈の仕方が違うってことだ。人種による視点の差は興味をそそる」
小難しいことを言う円堂に、豪炎寺は肩を竦めた。
言いたいことはなんとなく判る気もするが、たかが歌詞の違いでそこまで感銘を受けるのは凄い。
時折感じるが、もしかしたら彼女は途方もなく頭がいいのかもしれない。
テストでは常に平均点だし秀でた部分は何も見せないが、もしかして頭がいい馬鹿なのだろうか。
考えてみれば何事もそつなくこなしているし、適度に力を抜きながら全てを飄々と終らせている気がする。
授業だって毎回出席するわけじゃないし、いかにも好きそうなのに意外だが体育などほとんどサボってばかりだ。
けれど最終的にレポート提出や補習の課題もテストもクリアしているし、要領がいいことだけははっきりしている。
鬼道家の養子だけあってどうやらお嬢様らしい嗜みも一通りこなせる様だし、何よりあの鬼道が憧れる相手だ。
能ある鷹が爪を隠しているだけの状態かもしれない。
ぐるぐると思考のドツボにはまった豪炎寺は、苦笑する円堂の柔らかな眼差しに気づかない。
優しく小さな子供を見詰めるような瞳には、微かな寂寥と苦しみが宿っていた。
約束を与えなかった円堂に気がついたのは、これからもっと後になってだった。
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